破防法前夜どうなる信者たち
(人権擁護市民連合主催 議長 中村英孝氏)
京都府京都市南区 ウイングパル京都(府青年会館)
1996年3月2日 13:00〜16:15
(司会)それでは始めさせていただきます。私は、今回の主催者の中村です。実は、今日この集会に山科ハイツの信者の入居に反対している住民の方にも参加をお願いしたのですが、残念ながらご返事いただけませんでした。しかし、本日反対派の住民の方おこしでしたら、後程ご意見伺えたらと思います。それからマスコミの方へのお願いなんですが、壇上の発言者以外の参加者の撮影はプライバシーを考慮の上、顔等映さない様よろしくお願いします。
先ほど申しましたように山科ハイツの方が来られませんでしたので私の方から住民側の主張を紹介したいと思います。昨日、京都地裁に対して区分所有法による立ち退きの訴訟を提訴されました。その理由は現在信者の居住している部屋は支部活動に使われておりそれにより住民の共同の利益が損なわれているということです。
オウム信者による山科ハイツ騒動の経緯説明
中島眞一郎氏講演 「熊本県波野村でのオウム真理教追放運動と人権尊重を求める市民の会の運動」
中島眞一郎氏:人権尊重を求める市民の会代表
90年熊本県波野村にオウム真理教団が施設を作ろうとした際、様々な噂がパニックのように熊本に広がり、ありとあらゆる人がオウムを排斥、追放という雰囲気ができた。普段、人権運動をやっていた団体もこの時は黙ったままだった。「これは黙っていられない。声を上げよう」と中島氏と一緒に活動されていた仲間と「人権尊重を求める市民の会」を作り、オウム信者にも人権を保障するよう様々な活動をおこなってきた。
公演後の質疑応答
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