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開会宣言


実行委員会の一員の神坂直樹です。本当に直前に、この集会そのものを知るに至った訳で、この中で、この集会が開かれると8月中に始めて知ったという方、どれだけいらっしゃいますか?
かなりいらっしゃるんじゃないかと思うんですが。
私自身が本当に二週間くらい前にしか知らなかった訳で、もう、そういうことからお分かりの通りですね、今日これだけの方に集っていただいてますけども、本当に情報戦というか、この集会を宣伝するにあたって、本当にやるべき努力を十分尽くしてこなかったという思いは、まだ今の時点ではあります。
本当は新聞の告示版とか案内版とかにですね、ちゃんと掲載してもらってですね、もっともっと多くの方の参加を得ることが本当は出来たと思いますけども、そういう時間的な余裕もなく、この集会の期日が最初から設定されていたという意味で、私としては大変苦しい日程を組まれたということで、そのことが示すように、私自身が、集会準備そのものが出来ないな、という思いの中で、今日、当日を迎えてしまったということは、ある意味では残念です。
破防法適用というのは、少なくともこの秋以降、公安審査委員会が適用という方向で進んでいるかもしれないという状況ですけども、今日・明日という訳ではありませんので、もう少しゆとりのある日程を組めたらいいなあ、という風には思っていましたし、実行委員会の中にもそういう意見はありました。
そういう中で8月25日というのが既定の方針として進んでしまったということで、パネラーの方々にも急遽お願いするという形になって、しかも、お礼というか、交通費すら満足に出せないという状況の中、こういう風な集会をもたざるを得なかったことについて、快く御了解を戴いたということについては、本当に感謝したいと思っています。


オウム信者と共に

あのー、今日は実行委員長が本当は挨拶するのが普通やと思うんですが、実行委員長は中村英孝さんですが、どちらにいらっしゃいますか?表?そんなんじゃ困るんですがねえ、どういう行きがかりで私が挨拶することになったのかということ自体が分からないんですけど(笑)。
実行委員長の意向としては、実は集会そのものの主催というのは、今回の関西市民大集会の主催という形になってます。実行委員長の強調したいことは、なんとなく中村さんの言によれば、
「オウムの信者の人たち、元信者の人たちとも一緒にやっているということを強調したい」
という風なことを仰っていました。
私はそれに対しては必ずしも賛同しません。
というのは、オウムの信者の人たちと一緒にやるということについて、それは絶対やるべきでない、という考えをお持ちの方も沢山いらっしゃる訳です。でも私はその方が却って不自然な考え方だと思いますし、あえてそれをこちらが、一緒にやると強調するということもないんじゃないかと私自身は思っていましたし、実行委員会の中にはオウムの信徒の方、元信徒の方もいらっしゃるということなんですが、少なくとも一緒にやるというよりは、一市民として一緒に参加しているということに過ぎない訳ですからね。
あえてそういうことを強調するのは、私自身は却って違和感を覚えます。ごく当たり前の集会の持ち方をしたという風に考えております。皆さんもそういうお気持ちで参加していただいたと思っておりますけれども。
今回、集会を持つにあたりまして、非常に急いでしまった訳なんですが、今日は本当に豪華なゲストの方々、そしてギャラリーも本当はもっともっと沢山集るということも、まあこれだけ集れば、この会場としては十分な数だと言えますけども、今後いろんな数々の集会が開かれていくと思いますので、それへのステップとしてもこの集会を位置づけていきたいな、と。
そして、今日折角は沢山の方々、パネラーの方に来ていただいたのに、本当に時間の制約されている中で発言をお願いするということで、誠に恐縮なんですけれども、今後、破防法適用に対して少しでも歯止めをかけていく力にしていきたいなと思います。非常に簡単ですけども、また私自身もパネラーとして発言させていただきますので、今日は5時までと、少し長いですけど、お疲れになるかもしれませんが、破防法適用に向けて反対の声を上げていくと、こういう機会にしていきたいと思います。どうもありがとうございました。





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